自動車保険関連 |
車両保険盗難事故例1 |
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<事故概要> |
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2月に新車購入した車を、6ヶ月点検の為ディーラーへ出されました。
当日は夜お祭りがあり、道路が混雑する為に点検後の納車は翌日になり、納車予定日にディーラー店長から、ディーラーに保管してあった車が盗難に遭った、との連絡が入りました。
ディーラー駐車場に駐車してあったらしいが、車には鍵が付けっぱなしで、車検証等の重要書類も積載されたままであったそうです。
新しい車である為イモビライザー等盗難防止装置は付いてはいましたが、キーをさしたままであった為、用を成さず簡単に盗難に遭った模様です。
被害は、車そのものと、車検証・ナビ設定先の個人情報の漏洩がありました。
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<対応> |
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お客様の全くの非が無いところでの被害で、しかもキーを付けっぱなしでの盗難でもあり、一方的にディーラーに非がありました。
しかし、ディーラーからの補償申し出は、少なくとも6ヶ月が経過している車であり、ディーラーでは、被害車両の新車弁償は出来ない、とのことで、購入金額の63%を現金で支払う旨の回答がありました。
当然納得することが出来ず裁判も視野に入れた準備を進めていましたが、時間が掛かることもあり、交渉を続けることになりました。
結局、そのディーラーで代わりの車を買うことを条件に、新車購入金額100%弁済の提案がありました。盗難された車は丁度その月に生産中止されており、やむを得ず違う車を購入する事になり、納車されるまでの1ヵ月半の期間中、ディーラー最上級車種の代車提供と個人情報を漏洩した方々へのディーラー社長名のお詫び状の発送で解決
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<結果> |
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ディーラーへ点検に出してしまったが為に盗難され、またもう2度と新車で購入することが出来ない車種であった為、お客様は非常に残念がっていらっしゃいました。
菱栄として、弊社ネットワークの弁護士に意見を求め、その結果を遂次報告し、打ち合わせを致しました。
お客様からは、他人事ではなく、顧客の立場で相談にのってくれて、心強い味方だった、と言われました。
担当:R
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