保険事故例集


保険事故例集を作りました。

今後、損害保険のさまざまな事故や、生命保険に関する事故例を掲載して参ります。

自動車保険関連
  人身障害事故支払事故例1
  車両保険 盗難事故例1
   
火災保険関連
  スイートホームプロテクション 水害事故例1
  風災事故例 1(竜巻)
   
医療保険関連
  手術給付金 支払い事故例 1

 



自動車保険関連
人身障害事故支払事故例1
  <事故概要>
  人身傷害保険が発売されて間もないころの事故です。
ご契約者様が、奥様を助手席に乗せて運転中、奥様がシートベルトをしていないことに気づき、助手席の奥様を見ながら「シートベルトをしなきゃだめじゃないか」と言ったその時、通過した交差点は赤でした。
青信号で進行してきた車が助手席の奥様のドアに食い込み車両は大破しました。
搭乗者のおケガは、シートベルトをしていなかった奥様のみでしたが、大ケガを負ってしまいました。
すぐに救急車で運ばれ、救命救急センターで処置を受けるほどのケガでした。

  <対応>
  震える声で事故のご連絡をされるご契約者様に、まずはご安心いただけるようお話し、事故受付をしました。
相手方には、私どもからすぐにご連絡をし、おケガの有無・お車の修理・代車の手配等をお打ち合わせする旨をお伝えしました。
又この事故は、赤信号無視による事故なので、相手からは一銭も補償を受けることができない事故ですが、不幸中の幸いですが、ご契約のお車には人身傷害補償がついていますので、奥様の治療費を十分まかなえる保険金が用意できている旨もお伝えすると、さらにご安心いただけました。

  <結果>
 

幸い奥様は5日後には退院し、26日の通院(期間は事故から3ヶ月)の後元気になられました。
今は普通の生活をしておられます。
保険金は、300万円を超えました。






自動車保険関連
車両保険盗難事故例1
  <事故概要>
  2月に新車購入した車を、6ヶ月点検の為ディーラーへ出されました。
当日は夜お祭りがあり、道路が混雑する為に点検後の納車は翌日になり、納車予定日にディーラー店長から、ディーラーに保管してあった車が盗難に遭った、との連絡が入りました。
ディーラー駐車場に駐車してあったらしいが、車には鍵が付けっぱなしで、車検証等の重要書類も積載されたままであったそうです。
新しい車である為イモビライザー等盗難防止装置は付いてはいましたが、キーをさしたままであった為、用を成さず簡単に盗難に遭った模様です。
被害は、車そのものと、車検証・ナビ設定先の個人情報の漏洩がありました。

  <対応>
  お客様の全くの非が無いところでの被害で、しかもキーを付けっぱなしでの盗難でもあり、一方的にディーラーに非がありました。
しかし、ディーラーからの補償申し出は、少なくとも6ヶ月が経過している車であり、ディーラーでは、被害車両の新車弁償は出来ない、とのことで、購入金額の63%を現金で支払う旨の回答がありました。
当然納得することが出来ず裁判も視野に入れた準備を進めていましたが、時間が掛かることもあり、交渉を続けることになりました。
結局、そのディーラーで代わりの車を買うことを条件に、新車購入金額100%弁済の提案がありました。盗難された車は丁度その月に生産中止されており、やむを得ず違う車を購入する事になり、納車されるまでの1ヵ月半の期間中、ディーラー最上級車種の代車提供と個人情報を漏洩した方々へのディーラー社長名のお詫び状の発送で解決

  <結果>
 

ディーラーへ点検に出してしまったが為に盗難され、またもう2度と新車で購入することが出来ない車種であった為、お客様は非常に残念がっていらっしゃいました。
菱栄として、弊社ネットワークの弁護士に意見を求め、その結果を遂次報告し、打ち合わせを致しました。
お客様からは、他人事ではなく、顧客の立場で相談にのってくれて、心強い味方だった、と言われました。

担当:R






火災保険関連
スイートホームプロテクション 水害事故例1
  <事故概要>
  集中豪雨により、堤防が決壊し、河川が氾濫しました。
洪水により、その地域一帯の家屋が浸水しました。

  <対応>
 

翌日、その地域にお住まいの当社お客様に対して一斉に電話で確認した結果、何名かのお客様が被害に遭われていました。そのうちのお一人のお客様AIUのスイートホームプロテクション(ホームライフ総合 建物)にご加入されていました。
損害状況は建物の地下1階、1階の被害で、建物内に水が流れ込み、その高さは150pまで達していました。
翌日、当社立ち会いのもとAIUにて損害確認をしました。       
ちなみに、AIUのスイートホームプロテクション水害に対する支払条件は以下の通りになります。

イ) 水害による損害額が再調達価額の30%以上のとき
(支払保険金は保険金額が限度となります。)

ロ) 床上浸水による損害額が再調達価額の15%以上30%未満のとき
(支払保険金は保険金額の10%。ただし、1回の事故につき1構内200万円が限度となります。)

ハ) 床上浸水による損害額が、イ)およびロ)に該当しないとき
 (支払保険金は保険金額の5%。ただし、1回の事故につき1構内100万円が限度となります。)

  <結果>
 

今回のお客様の損害は支払条件のロ)に該当しました。
お客様に事故が発生した同月内、月末着金で保険金200万円をAIUからお支払いさせていただきました。
素早い保険金のお支払いにお客様は大変喜んでいらっしゃいました。
何かとお金が必要な災害時に、生きたお金であると大変喜んでいただきました。
                                 
(担当:K)




火災保険関連
風災事故例 1(竜巻)
  <事故概要>
  ある電機メーカーの工場で、日曜日のお昼、竜巻により工場の屋根、外壁、防音壁などが損害を受けました。

  <対応>
 

夕方のニュースで知った我々は、その晩工場長にご連絡し、翌朝現場に向かいました。
現場の損害は大きく、見積もりにも時間がかかりました。
見積もりが出ると、修理費が3,000万円。
保険会社の依頼した鑑定人の結果は、1,900万円
そこには、大きな差がありました。
このままでは、最大1100万円保険金をお支払いできない額が出てしまうため、我々は保険会社に対し、修理見積もりを出した建設会社と細かく修理金額の協定をするよう指示しました。

  <結果>
 

約1ヵ月後、見積額は2,500万円で協定され、修理代を満額お支払いし、臨時費用保険金500万円は別途お客様に受け取っていただきました。
お客様には大変お喜びいただきました。

担当T





医療保険関連
手術給付金 支払い事故例 1
  <事故概要>
  人間ドックに行き、念の為腹部エコーを行なったところ腹部大動脈瘤が3センチまで大きくなっており、5センチまでは大丈夫らしいですが、安心の為にということで手術を決行されました。
手術した場合の手術給付金は、入金給付金の10倍・20倍・40倍等各保険会社で該当手術や倍率を設定しています。
大動脈瘤の手術の場合、ほとんどの保険会社で最高倍率の設定になっております。
弊社経由でご加入した医療保険以外に、他の生命保険会社でもご加入されていました。

  <対応>
 

お客様の了解を得て、診断書を拝見し、手術名欄に"大動脈瘤開腹術"がある事を確認しておりました。
お客様から依頼があったので、全ての約款はお持ちでいなかったのですが概算ということで、入院給付金についていくら受け取れるか?を保険証券を見ながら試算致しました。

  <結果>
 

全部の生命保険会社から振り込まれた後、ある生命保険会社1社のみ私の計算結果と相違しておりました。本来40倍の手術給付金が支払われる所10倍のみの支払いでした。
アドバイス後早速契約者からその生命保険会社へ問い合わせをしたところ翌日夜7時に生命保険会社本社から間違っていた旨の連絡が入った、とのことでした。
入院日額1万円の保険でしたので、10倍と40倍とでは、差額分が30万円になり、お客様には大変喜んでいただけました。
また、弊社でご加入の医療保険は、健康保険3割自己負担分までお支払いするタイプでしたので、ご負担も無かったと感謝いただきました。
お客様は専門家ではない為、詳しい保障内容をご存じなく、また今回の様に手術した場合いくら受け取れるか?は保険会社からの金額を信用するしかない為、医療保険に限らず私どものチェックが必要であり、また望まれていることだと思います。

担当:R




菱栄は創業50有余年。過去20年間では約6,500件の事故を取り扱いました。
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